Story
第二話

救護、介護、地域?
みなと寮の良さって
なんなん?

みなと寮の良さはどこにあるのか。
その答えを探すために、港区を歩き始める4人。
街を歩き、そこにある風景や人、
彼らの思いと出会う。
実際に地域が変わっていくのを
共にしたみなと寮の歴史や取り組みと、
働く人たちのいきいきとした姿。
彼らが見出すみなと寮の魅力とは。

みなと寮がはじまったのは、この大阪の港区やね。

行政から委託を受けて救護施設を始めたっていう福祉法人はたくさんある法人の中でも少ないよ。

へぇ〜そうなんですね!

この商店街はにぎやかで活気があっていいな!

みなと寮が始まった70年くらい前はもっと港で働く人たちが集まってた街やったみたいよ。

ミナト詳しいな〜。

うん、愛港園の利用者さんたちが話してくれたりするねん。

よし、この街を二手に分かれてみんなで情報収集しようか。

タカオとミナト。アツオとイチオ。
4人は二手に分かれて
港区の街を歩き出した。

愛港園からも、堤防から海が見えるんやけど、やっぱり海を眺めながらの風は気持ちいいね〜。

うん。駅周辺は商店街があって人も多くて活気あるけど、この港の辺りは海風も吹いて気持ちいいなぁ。

昔の港もこんな感じやったんかなぁ。

その頃、熱男は熱心に
イチオに港区のいろんな場所を
紹介していた。

うちのデイサービスセンターは、ここの保育園と毎月交流してんねん!

なるほど…。(この人の担当施設、河内長野市やのに詳しいな…。)

俺の施設でも、観心寺っていう由緒あるお寺さんの清掃活動を利用者さんがずっと続けていたりするし、社会や地域と関わる取り組みはどの施設も多いで!

4人の街歩きや施設巡りは
夕方まで続いた。

明日はもっと職員さん達の話を聞いていこっか。

今みなと寮の職員って全施設合わせると600人くらいいるんやっけ…。
施設や職種によって仕事内容も違うし、せっかくやから色々話聞いてみたいな。

改めて考えると、すごい人数ですね…。

数時間後、職員の話を聞いて回る熱男とタカオは
テンションが上っていた。

600人が仲間なんてすごいよな!!

今回ばかりは俺も熱男に同意や。
誰かを支えたい。笑顔になってもらいたい。っていう純粋な気持ちとか、社会を支える福祉っていう仕事にやりがいを持つ情熱とか、みんなすごいよなぁ。

俺も気持ちが燃えてきたわ!採用活動、頑張ろうな!仲間増やすぞー!

おう!

ともに働く仲間の思いや考えを聞いた4人は、
みなと寮の魅力を発信する武器を
たくさん集めることができた。
さて、それをどうやって伝えていくか。

採用活動の難しさは
ここからだということに、
まだ4人は
気づいていなかった…。

Story

  • 第一話

    若手の僕たちにできることって
    なんなんやろう?

  • 第二話

    救護、介護、地域?
    みなと寮の良さってなんなん?

  • 第三話

    どうやって伝えたら
    みんな分かってくれるんやろう?

  • 第四話

    みなと寮らしさを伝えるって、
    実はシンプルやったんちゃう。

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