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【写真】救護施設みなと寮の送迎車「ひまわり号」

【写真】救護施設みなと寮の送迎車「ひまわり号」

地域住民のための送迎バス

大阪府河内長野市にある楠翠台地域では、世帯数約500世帯、人口約1,500名の住民が生活されていますが、この地域は坂道が多く、住民の高齢化が進み、病院やスーパーまで移動手段がなく困っているとの声が聞かれていました。
平成31年4月1日より河内長野駅、スーパーを経由した移動支援を開始いたしました。送迎車を「ひまわり号」と名付け、平日の月曜日から金曜日、毎日河内長野駅前に16時15分、スーパーに16時30分にお迎えにあがり、その後楠翠台の決められたルートを通って各ポイントまで送迎しています。
利用人数は日によってばらつきがありますが、地域住民の方から感謝の言葉を掛けていただくこともあり、励みになっています。

【写真】地域での清掃ボランティアの様子

【写真】地域での清掃ボランティアの様子

認定就労訓練事業

単独での一般就労が困難な方に、支援付きの就労の機会を提供しています。雇用形態は非雇用型と支援付雇用型の2種類があり、体力づくりやコミュニケーション力向上を目的とした、施設内の清掃、畑での農作業、内職、地域の清掃ボランティア等に取り組んでいただきます。その他、パソコンやメールの使い方の練習に加え、就職面接の練習や履歴書・職務経歴書の添削、ハローワーク同行等、就労に向けた多様な訓練内容を用意しています。

【写真】特別養護老人ホーム愛港園での無料配食サービスの昼食

【写真】特別養護老人ホーム愛港園での無料配食サービスの昼食

管理栄養士の献立による無償配食サービス

地域における独居高齢者への無償配食サービスを実施しています。公的サービスを利用していない方や制度の狭間にある潜在的な福祉ニーズを抱えた方を対象に、見守りを兼ねて施設の食事を提供しています。

【写真】「いこいのサロン」12月の様子

【写真】「いこいのサロン」12月の様子

地域住民との福祉交流活動

地区福祉委員会との共催で「いこいのサロン」を開催し、福祉相談の他、講義、福祉体験、料理教室などを実施しています。
毎月開催することで徐々に地域からも認知されるようになり、毎回平均20人程度ご利用いただいています。こういった活動を通して地域の方との接点を増やし、生の声を聞くことで福祉ニーズの掘り起こしと地域との関係性を深めています。

【写真】貸し出し用の車椅子

【写真】貸し出し用の車椅子

福祉器具の無償貸し出し

必要に応じて一時的に福祉用具の貸出を行っています。
築港地域在宅サービスステーションにおいては、3台の貸し出し車椅子を用意しています。対象の方としては、近隣地区在住・一時的に車椅子が必要な方となっています(年齢・国籍は問いません)。使用期間としましては、原則3泊4日となっています。
利用実績としては、月に約2件程度の希望を受け、対応しています。外国人観光客(高齢な方)への一時的な貸し出しにも対応をさせていただいたこともあり、英語表記の受付用紙も用意しています。

【写真】ボランティアの方による音楽クラブの様子

【写真】ボランティアの方による音楽クラブの様子

ボランティア・実習生の受け入れ

ボランティアの受け入れにより、施設への理解を得るとともに施設の活性化、地域社会との接点、交流の機会の増加を目指しています。また、地域の社会福祉の増進を狙いとして、国家試験受験資格取得のためのソーシャルワーク実習等(介護実習を含む)の受け入れも行っています。

【写真】救護施設千里寮が参加した吹田市古江台地区での夏祭り

【写真】救護施設千里寮が参加した吹田市古江台地区での夏祭り

地域諸行事への職員派遣応援

施設周辺の地域でも高齢化が進んでおり、地域が催す諸行事の担い手が少しずつ人手が足りない現状を知り、地域のお祭りの運営や設営などに施設職員を派遣しています。地域の方々とのコミュニケーションを大切に地域の一員として地域の活性化に取り組んでいます。

【写真】園児と一緒に創作活動

【写真】園児と一緒に創作活動

保育園児と高齢者の交流会

地区の近隣保育所等による慰問会の受け入れを行っております。年数回来ていただき、歌やレクリエーションを利用者へ披露していただいています。

【写真】特別養護老人ホームみなと弘済園でのかぎ預かり事業

【写真】特別養護老人ホームみなと弘済園でのかぎ預かり事業

一人暮らし高齢者の安否確認

特別養護老人ホームみなと弘済園では吹田市社会福祉協議会・地区福祉委員会・協力施設と協働で、平成30年より緊急時安否確認(かぎの預かり)事業を行っています。この事業は、日頃の見守り声かけ活動などを通じて孤立死などの不幸な事故を未然に防ぐことを目的として、事前に自宅のかぎを預かり、緊急時にかぎを使って室内に入り安否を確認するという仕組みです。
また、築港地域在宅サービスステーションでの緊急時安否確認においては、単身世帯で近くに支援者がおらず戸締まりが困難な方や(サービス事業所が来ても)玄関へ出向くことが難しい方・鍵の管理が困難になった方を対象として、サービス提供時に安否確認を踏まえ入室させていただく以外にも、家族・隣人からの問い合わせに応じ臨時的な訪問を行う等の対応もしています。

福祉総合相談窓口

施設に福祉総合相談窓口を設け、生活の中で抱えるさまざまな困りごとや福祉に関する相談を受け付けています。地域社会福祉協議会や近隣自治体と連携することで、制度のはざまにいる生活困窮者や地域で孤立する方々を支援します。これまでも施設を退所し、地域社会で自活している利用者からの相談などを随時受け入れ、できるだけ長く地域での生活が送れるよう支援しています。

大阪しあわせネットワーク(生活困窮者レスキュー事業)

“社会福祉法人の使命”として、所定の養成研修を修了したコミュニティソーシャルワーカー(CSW)を配置し、ノウハウを活かし地域の相談支援ニーズに応えています。自治体や社会福祉協議会等に寄せられた情報をもとに、生活困窮者宅に訪問、相談を受け、相談者の生活状況を確認し、既存の制度適用に繋げるよう検討するなどの支援を実施しています。必要に応じて緊急支援物品の現物支給、経済的援助も行います。

一時入所事業(一時生活支援事業を含む)

生活保護法による一時入所事業、生活困窮者自立支援法による一時生活支援事業、生活困窮者自立相談支援窓口等からの依頼による一時入所の受入を行っています。施設から地域へ移行した方を含む地域の生活保護受給者、生活困窮者で精神障がい等により日常生活が不安定になったが入院までには至らない状況に陥った方に、状態が安定するまでの間、施設で生活していただきます。緊急時には社会貢献として無償での受入も行っています。

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