職員インタビューEMPLOYEES
酒井 有香子さん
2015年入社 看護師 マイブーム : ヨガ、コンサート、鍼
01仕事内容
利用者、職員の健康管理であり日常生活を問題なく過ごすためのお手伝いです。具体的には利用者の異常に早く気が付けるようにケア及び定期的な健康診断や医療機関への通院を実施したり、日々の薬の管理などを徹底し利用者の健康面での力になることです。一方、突然起こった利用者の怪我や体調不良、不慮の事故等に関しては、その都度状態を診て医療機関への入院や受診等の検討をしていきます。
02普段心がけていること
看護師は医療のエキスパートとして扱われる反面、実際の職場は「生活支援」や「福祉」が主役の現場です。そのため意見は尊重されますが、基本的には何事も看護師だけで判断するのではなく、生活支援員をはじめとした他のスタッフと相談しながら進行、決定するケースが多いです。なので、あくまで「医療の専門家としての一意見」という姿勢を持ち、他の専門家の意見も聞き入れる柔軟性を持つことは、チームワークを強め、円滑に仕事をするということを頭に置き、行動するよう心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
初めて施設を見たとき、利用者が庭のはき掃除や館内のゴミ捨て、職員とともに食後の洗い物、ウォーキングしたり施設で飼っている犬をなでる姿などを見て、利用者にとってここは、我が家のような場所であるということを感じました。
04福祉施設で働く看護師としてのやりがい
医療的な処置のみに追われるのではなく、生活援助ができたり、お祭りや旅行、全国規模の勉強会など様々な行事参加ができることや、職場で思いきり笑えるところなど病院ではできない経験が多くできるところです。
05メッセージ
他職種が協働するにあたっては、お互いを尊重し合いながら、自由に意見(時にはお願い事とかも)が言い合える職場です。また専門職としては基本業務に沿いながら、看護師同士で仕事の段取りややり方を自由に考案したり築いていくことができます。また、医療の現場ではないものの、内科と精神科の嘱託医の医師も1週間に1回は来られるので専門的な意見を聞いたり相談をすることもできます。
中岡 定男さん
2000年入社 生活支援員(主任) マイブーム : 子どもの野球観戦、ゴルフ
01仕事内容
様々な障がいを抱えた方や経済的な問題を抱えた方、また社会保障制度の狭間にある方の日常生活支援や居宅生活に向けたコーディネートを行っています。一人ひとり抱えているニーズや課題が異なるため、個別に支援計画を作成し自己実現が図れるように取り組んでいます。また、施設内だけではなく、地域の福祉ニーズにも相談に乗り、貢献できるよう取り組みを行っています。
02普段心がけていること
施設利用者の中には様々な理由により単身の方がいます。家族のような存在になることはできません。しかし、家族に近い存在になれると思っています。その関係性を構築するために、コミュニケーションを大切にしています。また、利用者さんには無限の可能性があります。その可能性を引き出すために、個人の観点だけではなく、各職種の意見を基に支援に繋げるよう心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
就労意欲もなく何事にも無気力な30代の利用者への支援で、年齢が若い事もあり1日でも早い社会復帰を目標に支援に取り組みましたが、意欲向上に繋がらず、時には口論になることもありました。
しかし、根気よく支援を続けることで意欲も向上し1年6ヶ月程の施設生活を送り、居宅移行に繋げることができました。そして最後に「こんな僕に沢山の時間を費やしてくれてありがとう」と感謝の言葉を頂いたことは今でも忘れません。
04目指す施設づくり
地域の福祉ニーズに対して今以上に社会貢献活動を行い、「みなと寮に相談すれば解決してくれる!」という施設になれるように存在意義を高めていき、より一層地域に密着した施設作りを行っていきたいと考えています。
05キャリアステップについて
利用者支援の難しさで、何度か退職を考えたことがありました。しかし、今でも退職せずに勤められているのは、当時の上司や先輩からの指導や助言が支えとなったからです。
また、当法人は研修にも積極的に参加することができ、スキルアップの機会を設けてくれます。その研修で得た知識を利用者への支援に活かしたいと思う気持ちが、今日の自分に繋がっていると思います。
06メッセージ
メディアでは福祉の仕事はハードさが話題になることが多いですが、「優しさに触れられる」のは福祉ならではであり、人との温もりを感じることができる仕事です。また、「専門知識が必要なのでは…」と不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そのような心配はいりません!プリセプター制度で不安が解消されるまでサポートを行います。また、笑いの絶えない職場できっと自然に馴染むことができると思います。ぜひ!見学だけでもいいので一度来てみて下さい。きっと楽しい職場だと感じて頂けると思いますよ。
武山 敏生さん
2019年入社 生活支援員 マイブーム : 釣り、アウトドア
01仕事内容
主に当施設に入所されている方の身の回り(食事・入浴・洗濯・通院・金銭管理等)のサポート、介助、助言を行っています。さらには利用者個人からの悩み事や相談事を傾聴し、助言を行う等の相談援助もしています。これらのことで利用者が自立していけることを前提に支援を行っていき、最終的には地域へと帰れるように手助けをする仕事です。
02普段心がけていること
自分自身一人でする仕事では無いので、その日の出来事やちょっとした利用者の変化などの情報を常に他の職員と共有し、いろいろな意見を取り入れながら問題解決へと働きかけていることです。また、私自身一人で解決できないことに関して、他の職員からの力を借りたり、助言を頂くなど、何事も一人で考え込まないようにしています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
施設から利用者の方々と淡路島へ旅行に行ったことが私の中で一番記憶に残っています。普段施設で生活している利用者の方と遠出するという事は私自身の中で全く想像できない事でした。しかし、旅行先での観光や食事等を共にし、利用者の方々の普段見れない笑顔や表情を見る事ができとても良い経験になり、楽しい時間であったことを覚えています。
04入社前と入社後のギャップ
入社前は福祉職で働いている自分の明確なイメージがなかなか湧きませんでしたが、入社してからは仕事への責任感なども感じつつ、とても楽しみながら仕事ができています。さらにみなと寮では1年を通して施設内の行事ごとがとても多く、入社後では私自身の福祉施設への見方が大きく変わりました。
05メッセージ
みなと寮は福祉の仕事が初めてという方にも働きやすいとても良い環境です。プリセプター制度では、初めの数ヶ月は先輩職員の方と一緒に仕事をし全力でサポートしてくださります。良い意味で先輩職員の方との距離が近く、仕事のことだけでなくプライベートの相談等にも乗ってくださり、私もたくさんの悩みを解消して頂きました。また、施設での行事ごとがとても多く、利用者と職員とで一体感をもって楽しく働くことのできる職場であると思います。
平原 俊昌さん
2016年入社 生活支援員 マイブーム : サーフィン
01仕事内容
何らかの理由で自立した生活が難しくなった方を対象に社会復帰を目指していくための相談やアドバイス、部分的な生活介護などを行っています。具体的には、利用者の方が福祉事務所へ提出する書類の作成補助を行ったり、日常の悩み事に対する相談や、福祉事務所の担当ケースワーカーと面談の調整を行うこともあります。その他には通院の引率であったり、レクリエーションの企画・同行など幅広い内容に取り組んでいます。
02普段心がけていること
毎日が勉強であること、利用者の方の日々の変化に気を付けること、常に全力で利用者の方と向き合うこと、この3つを心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
入社1年目に法人内の野球チームで全国大会に出場したことです。法人内の施設から集まったチームでしたが「ONE TEAM」として結束し、初出場ながら3位になることが出来ました。目標に向かって頑張る先輩達の姿が今でも強く印象に残っており、自分自身の励みになっています。
04前職と転職したきっかけ
前職はグループホームで高齢者介護に従事していました。高齢者介護は福祉職として誇らしい仕事でしたが、高齢者介護の仕事に10年勤めたことを節目に、「自分の知らない福祉」に挑戦したいと思ったことが転職のきっかけです。
05メッセージ
福祉 = 介護というイメージがありますが、救護施設では何らかの理由で自立した生活が難しくなった方への相談や自立に向けたアドバイスなどが中心であり、また支援の過程で様々な福祉に関する制度や、知識を学ぶことができます。利用者の方の「夢をカタチにする」お仕事なので、一緒に夢を叶えていきましょう。
岸岡 ゆりさん
2006年入社 栄養士 マイブーム : 子育て
01仕事内容
毎日の献立作成や発注、利用者一人ひとりの嗜好、身体的状態に合わせた食事の提供と厨房の衛生管理を行っています。また、個々の状態に応じて他職種と協力しながら栄養マネジメントを作成し、栄養面での管理を行っています。
02普段心がけていること
利用者が食事に対する意欲が持てるような献立の作成や食事提供を行うように心掛けています。具体的には毎月特別献立を実施したり、年に数回イベント食を提供し、季節感のある食事の提供を行っています。また、利用者一人ひとりの食事摂取状況を把握し、細かな対応が行えるように心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
イベント食でおでんの提供を行ったことです。コンビニのおでんのように好きな具を利用者自身に選んでもらって、昼食に提供しました。「おでんのいい匂いがする」と提供前から楽しみにされている方もいて、選ぶ楽しみもあり、いつもより美味しく感じたようで皆さん完食され、中にはおでんをおかわりした方もいました。イベント食の時は皆さん目を輝かせてくれますから、こういった機会を少しでも増やしていきたいです。
04福祉施設で働く栄養士としてのやりがい
食事や栄養面で一人ひとりと関わり合いを持ち、個々の状態に応じたサービスを提供し続けるという難しい仕事ですが、自分で立てた献立を「美味しかったよ」と言ってもらえた時や食事に対する意欲がちょっとしたきっかけで出てきた時などはやりがいを感じます。
05メッセージ
私は産休と育休を取らせてもらい2019年4月より復職したのですが、そういう制度もみなと寮は充実しており、子育てをしながらでも働きやすい職場環境です。人と人との関わりが好きな方、利用者の日々の生活の支援ができる仕事に少しでも関心を持っていたらぜひみなと寮に来て下さい。先輩が丁寧に教えてくれますよ。
佐喜真 学さん
2013年入社 調理員 マイブーム : プラレール
01仕事内容
季節やイベントに合わせ栄養士が作成した献立をもとに、仕込み・調理・盛り付け・配膳・食器の洗浄をそれぞれ役割を決めて作業しています。施設利用者140人程度、デイサービス利用者25人程度、職員40人程度の食事を提供しています。
02普段心がけていること
調理従事者として利用者の方が自分が作り提供した料理を口にするということを意識し、手洗い・うがいはもちろんのこと、日々の健康管理を心がけ、調理場は衛生管理・まな板等の調理器具の消毒の徹底を心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
愛港園で働くまでは居酒屋で働いていました。その頃は休みも不定休で、休日は寝るだけの1日で終わっていましたが、今は休みもしっかり取ることができプライベートな時間も持てています。また、初めてのボーナスもがっつりもらえてすごく嬉しかったのは今でも覚えています。
04福祉施設で働く調理師としてのやりがい
利用者の方に合わせて野菜の大きさ・固さなど調理方法を変えたりするので責任がある分「美味しかった」「ありがとう」「ごちそうさま」など感謝されるととてもやりがいを感じます。利用者一人ひとりに少しでも食事が楽しみの一つとなってほしい、笑顔で美味しく召しあがってほしい、次も頑張れる励みになります。
05メッセージ
初めは慣れなく与えられた仕事で精一杯だと思いますが、シフト制で休みをしっかり取ることができ肉体的な負担も軽くプライベートも充実できます。「挑戦してみたい意欲」があれば未経験な方でも大歓迎です。人に感謝され社会貢献性のある仕事を一緒にしましょう。
太田 春菜さん
2012年入社 生活支援員 マイブーム : 海外ドラマ
01仕事内容
主には食事介助、入浴介助、排泄介助、それに加え利用者の身の回りのこと(シーツ交換、室温の調整、風邪が流行る冬場は消毒や加湿器の稼働など)をしています。食事介助では利用者の食べ具合を、入浴介助、排泄介助では皮膚の状態や排泄物の状態等をみて、普段とお変わりがないか、あれば診療所とも相談し対応を考えています。他にも利用者の顔色、声、行動などからも健康状態をみています。
02普段心がけていること
まずは自分自身の健康管理に気を付けています。職場では対人間の仕事なので、何の介助をするにしても利用者の安全第一を心がけるようにしています。また、特別養護老人ホームは利用者にとっては生活の場なので、より穏やかに楽しく過ごせるよう個人個人に合わせたコミュニケーションを取ることができればと思っています。(砕けすぎないように注意も必要ですが)
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
一番は難しいですが、強く記憶に残っているのは介助する中での失敗です。自分が困るのは良いのですが、相手は生身の人間なので自分の失敗で怪我をさせてしまったり時には命に関わる可能性もあります。そのことを胸に刻んで、あってはならないことですが失敗してしまった時は反省し、次に活かさなくてはと思っています。
041週間のシフトや普段の働き方の時間
10:00~17:30まで(休憩45分)、週5日勤務で週2日休み(日曜日を固定で休みにしてもらっています)で有給休暇も取れます。私の場合は結婚を機に正社員からパートになりました。その際、勤務時間や休み方などこちらの希望に柔軟に対応して頂き、自分のペースに合った働き方ができています。
05メッセージ
私は芸術系の大学に通っていて介護の知識も無く未経験で愛港園に就職をしました。最初は戸惑うこと、落ち込むこともありましたが、こうしてこの仕事を続けてこれたのは、時に厳しく時に冗談で和ませてくださる仕事に熱心な尊敬する先輩方、何でも相談できる頼れる同期をはじめ、職場の人間関係に恵まれていつも助けて頂いているからだなと思います。大変なこともありますが、利用者の笑顔、楽しい会話に元気をもらえます!
尾﨑 智子さん
2002年入社 生活支援員(主任) マイブーム : ライブ、猫
01仕事内容
利用者の日常に関わる介助全般や、勤務などの調整、主任としてフロア全体の統率をしています。
02普段心がけていること
経験年数が増えるにつれ、どうしても自分の介護観に固まってしまいがちなので、いつでも柔らかい頭で物事を考えること、自分の介護観を押しつけないことを心がけています。主任の立場で発言してしまうと他の職員が自分の考えを言いにくくなってしまうと思うし、そう感じることが多いので、話し合いの場ではまず聞き役に回るようにしています。また指導する際には、良くなかったことだけを伝えるのではなく、何が・どう良くなかったのかを伝えるように心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
これまでたくさんの出来事があったので、一番を決めるのは難しいですが、毎回記憶に残るのは利用者の最期を見送らせて頂くことです。お元気だった頃からを含めて、過ごす時間は違いますがどの時間もとても大切な記憶として残っています。その度に、もっと何か出来たのではないかと後悔することも多いですが、ご家族からの「この施設で良かった」のお言葉に何度も救われてきました。
04目指す施設づくり
利用者が安心して生活できる施設であることは勿論ですが、職員が働きやすい施設をみんなと一緒に築き上げていきたいと思います。ただ仲が良いというだけでなく、お互いに良い部分も悪い部分もちゃんと伝え合ってともに成長していくことが出来たらと思っています。
05キャリアステップについて
愛港園の主任になる前に、第2愛港園、愛港園で副主任、みなと弘済園で主任を任せて頂きました。役職を頂くことはプレッシャーではありましたが、それぞれにやりがいを感じていましたし、また色々な施設を経験することで視野が広がりました。どの施設でも先輩や後輩、同僚に恵まれ、いつも周りの支えや協力があり、今日まで頑張ってこれたと感じています。
06メッセージ
福祉の仕事はしんどくないと言えば嘘になりますし、そういうイメージを持たれている人が多いと思いますが、日々仕事をする中で経験したこと、感じたことが必ず自分にとってプラスになる仕事だと感じています。「経験したことがない」「自分に向いていないかも」という方も、福祉に対してあまり難しく考えずに飛び込んできてもらえたら嬉しいです。
山中 裕司さん
2011年入社 生活支援員(主任) マイブーム : トランポリンのジム
01仕事内容
フロアで生活支援員の主任をしています。仕事の内容は生活支援員として働く他に、他職種との間に入って調整したり、中間管理職として生活支援員と関わっています。また、各フロアの主任とも連携し、業務についての話し合いを行っています。
02普段心がけていること
働きやすい職場になるよう心がけています。1フロアで特養1つ分くらいの規模があるので多くの生活支援員が働いています。出来るだけ職員と話し合いを行い、必要であれば迅速に施設長に相談するよう心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
初めて看取り介護をさせて頂いた時のことが一番心に残っています。ご本人だけでなく、ご家族の方の気持ちにも寄り添えるよう心がけました。葬儀に参列させて頂き、ご家族と言葉を交わせて頂いた時のことが忘れられません。
04前職と転職したきっかけ
窓ガラスの清掃員をしていました。もっと何か人の役に立てる仕事がしたいと思い介護業界に入りました。もともと高齢者が好きだったのと母親が介護の仕事をしており、身近な職種に介護職があったのでこの業界を選びました。
05メッセージ
何か人の役に立ちたいと考えておられる方にはぜひ福祉の仕事をおすすめしたいです。自分自身、多くの利用者と関わる中でとてもやりがいを感じましたし、その関わりが人としての成長にも繋がったように思います。また、みなと寮は他の社会福祉法人より給与水準が高いのでとても助かっています。プライベートを充実させつつ仕事にも向き合える法人だと思います。
大島 里美さん
2013年入社 看護師 マイブーム : ペット(犬)と散歩
01仕事内容
バイタルチェック・服薬の管理といった体調面の管理や、様々な感染症への予防・蔓延の防止など、施設全体が安心で安全な環境を保てるように日々業務に励んでいます。その他にも褥瘡のケアや、睡眠のケアなど、一人ひとりに合ったケアも行っています。
02普段心がけていること
利用者の中にはご自身で体調不良を訴えることができない方も多くいらっしゃいます。そのような利用者の異変にいち早く気付くために、生活支援員が「あれ?おかしいな?」、「いつもと違うかも…!」といったどんな小さな気付きでも必ず報告をしてもらえるように常に連携を図って、異常の早期発見に繋げ、利用者が安全で安心して生活できるように心がけています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
みなと弘済園では年間を通して、お祭りやクリスマス会、マグロの解体ショー、昔ながらの餅つきなど、季節によってさまざまな行事を行っているのですが、普段は感情の変化がわかりにくい利用者が施設行事に参加された際に、今まで見たことのないとても嬉しそうな表情をしているのを見て、私自身とても癒やされました。
04福祉施設で働く看護師としてのやりがいは
身体的・精神的苦痛・苦悩をできるだけ緩和するために、生活支援員やケアマネジャーはもちろんのこと、栄養士・理学療法士といった他職種の方々とコミュニケーションを図りながら利用者一人ひとりに合ったサポートを行っていく中で目標を達成することもそうですが、やはり一番は「笑顔」で過ごされている利用者の姿を見たときが大きなやり甲斐です。
05メッセージ
専門的は知識を持つ看護師がいることで、利用者や一緒に働く職員も安心します。何かあったら相談できる頼れる存在として、経験と能力が活かされる現場だといえます。また、病院と違って、利用者とゆっくり向き合えるのも魅力の一つだと思います。
福永 扇句さん
2011年入社 生活支援員 マイブーム : 映画鑑賞
01仕事内容
施設には障がいや疾病など様々な理由を持たれた方が生活されています。利用者ご自身に合った、自立に向けての支援をさせて頂いています。体調面、経済面、日常生活、社会生活など、どのような目標を持って生活して頂くか、利用者と定期的に話し合い、目標を定めた個別支援計画に沿って支援を行っています。
02普段心がけていること
利用者との信頼関係を築くことが大切だと思っています。そのために普段から利用者に対しての挨拶は欠かさないように心がけています。また、職員という立場を常に意識するため、利用者と接する時は必ず敬語を使うなど言葉遣いに気を付けています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
私が担当させて頂いた利用者が無事地域移行されたことです。利用者の地域移行に向けて役所の方や病院の方などの関係機関と連携をとり、利用者の希望されるかたちで支援を行うことができた時は達成感がありました。また、利用者より「ありがとうございます」と声をかけて頂けた時は、この仕事をやってよかったと嬉しく思いました。
04問題や課題、大変なことをどう乗り越えてきたか
私が担当している利用者に不調がみられた際、どのように対応していいかわからなくなり上司へ相談しました。また、施設には看護師もいるため、疾病など専門的なことについて相談しました。私自身での判断で対応していいかわからない時は、すぐに周りへ相談できる環境となっているため、ひとりで抱え込むことなく仕事に取り組めています。
05メッセージ
私は福祉の勉強をせずに施設で働かせて頂きました。はじめは何も知識がないため不安が大きかったですが、業務を行う時は周りの職員の方々が側にいてくださったおかげで、その不安がなくなりました。
相手の立場になって行動できる方や、人と接することが好きな方であれば、仕事に対して不安に思うことはありません。 福祉の仕事に少しでも興味のある方はぜひお待ちしております。
大鼻 竜之介さん
2010年入社 介護支援専門員(居宅介護支援 管理者) マイブーム : 育児
01仕事内容
居宅介護支援事業所にて、介護支援専門員業務に従事しています。現在は、所属事業所(居宅支援事業所のみ)の管理者業務をさせてもらっています。管理者としての経験が浅いこともあり、同僚からの支え・手助けを受けながら日々邁進しています。
02普段心がけていること
利用者やご家族に対し、適切な処遇や接遇を常に意識しています。「この人(大鼻)だったら、生活上の悩みや希望を話してみようかな?」と思える支援者像を目指しています。実務・学識経験が不足しているところもあるので、日々の業務から吸収できることはないかと考えています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
介護支援専門員として従事して間もない時に、ご家族から「頼りない」と言われたことがありました。関わり初めの印象はあまり良いものではなかったのですが、月日をかけて関わることで信頼関係が構築していくことを実感しました。施設入所へのご意向になられた際に、在宅のケアマネとしては関わりを終えることになりました。その時に、「大鼻さんが担当のケアマネで本人も凄く感謝していた。私も大鼻さんで良かったわ」と感謝のお言葉を頂いた時です。
04みなと寮だからこそ、ケアマネジャーができること
介護保険施設の勤続経験が浅い私でも、介護支援専門員としての業務に従事させて頂けることです。私は以前から「相談業務をしたい」という希望があり、法人へ相談を図ったところ従事事業所の配慮をしてくださった経緯があります。私のモチベーションを理解し、挑戦させてくれる環境と認識しています。当法人は、介護保険施設以外にもさまざまな事業をしており、資格取得はもちろんのこと福祉に関する総合的な知識を蓄えることができることが強みとして感じています。
05メッセージ
当法人は、社会貢献に関して力を入れている事業所かと思います。法人が関わる利用者のみの支援にとらわれず、地域高齢者・生活困窮者へも目を向けて活動しています。地域社会に対して貢献したいという気持ちがある方や高齢者・障がい者に対しての援助に興味のある方は、働くことへのモチベーションが得られると思います。
小森 正人さん
2019年入社 生活支援員 マイブーム : スーパー銭湯巡り
01仕事内容
社会情勢の影響や病気など様々な理由により自立生活が困難になった方の社会復帰を支援しています。日々の悩み事の相談から福祉事務所へ提出する書類や担当ケースワーカーへの連絡調整の補助、生活支援による生活環境の構築など多岐に渡ります。また、気分転換のためのレクリエーションを企画したり必要に応じて通院の引率を行うこともあります。
02普段心がけていること
施設に入所されている利用者の方からは様々な相談を受ける事があります。その際には必ず「受け止める」ということを第一に心懸け、利用者の方が相談しやすい環境作りに努めています。
03これまでで一番記憶に残っているエピソード
新規入所の方の担当に初めてなった際のことが一番記憶に残っていることです。施設生活での慣れない集団生活が始まり、様々な方が入所されている環境になかなか馴染めずネガティブな発言や他者への理解が追いつかない中で、何度も面談を繰り返し現況の整理や振り返りを行いました。その過程で「施設生活を他者と関わる勉強の場としたい」「皆ともっと仲良くなりたい」など前向きな変化がみられたことが一番記憶に残る出来事です。
04前職と転職したきっかけ
前職は障がい者支援施設にて就労・生活支援員として12年ほど携わっておりました。その中で成長し自信が付いた部分とその自信が固定観念となっていないかという不安から転職し自身を見つめ直すという選択をしました。
05メッセージ
実際に就職し働き始めなければ自身に合った職種かどうかわからず不安な部分は多々あるかと思います。私自身は転職を経験しておりますし福祉職を10年以上続けている今でも自身に合っているかはわかりません。ただ、みなと寮の職場環境が自身に合っているということは感じております。気さくに相談出来る環境や成長を急かすことなく促し見守っていただけることは自身のペースで働くことが出来る環境だと思います。
職員アンケート
01 中岡 定男SADAO NAKAOKA
救護施設みなと寮
生活支援員(主任)
02 尾﨑 智子TOMOKO OZAKI
特別養護老人ホーム愛港園
生活支援員(主任)
03 山中 裕司HIROSHI YAMANAKA
特別養護老人ホームみなと弘済園
生活支援員(主任)
04 小森 正人MASATO KOMORI
救護施設りんくうみなと
生活支援員
05 福永 扇句MIKU FUKUNAGA
救護施設千里寮
生活支援員
06 武山 敏生TOSHIKI TAKEYAMA
救護施設みなと寮
生活支援員
07 太田 春菜HARUNA OTA
特別養護老人ホーム愛港園
生活支援員
08 大鼻 竜之介RYUNOSUKE OHANA
築港在宅介護支援センター
介護支援専門員
09 酒井 有香子YUKAKO SAKAI
救護施設みなと寮
看護師
10 大島 里美SATOMI OSHIMA
特別養護老人ホームみなと弘済園
看護師
11 岸岡 ゆりYURI KISHIOKA
特別養護老人ホーム愛港園
栄養士
12 佐喜真 学MANABU SAKIMA
特別養護老人ホーム愛港園
調理員